補足説明

「私の陶芸Vol.3」には、写真と一緒に以下のような文章が載りました。

見づらいかと思うので、ここに全文を載せました。


掲載内容

作品名:樹/土:陶板土/温度:1100℃/焼成時間:12時間/釉薬:ベルベット下絵の具

窯:電気窯


作陶の手順

1・成形 2・乾燥 3・下書き 4・絵付け(2度塗り) 5・本焼き



陶板を作成する

1・陶板土1kgを用意し良く練っておく。
さらにレンガ状の形に整える。

2・手で板状にのばす。
自分に合った理想の形になるまで伸ばす。

3・伸ばすときは中心から外側に向けて両手でしっかりと伸ばす。

4・均等の厚さにするために厚さ7mmのタタラ板を両側にそろえておく。

5・プラスチックの円筒を陶板の上で転がし表と裏の厚さを均等にする。

6・長方形の陶板にするために正確に定規で測りながらサイドをカット。

乾燥

7・陶板を新聞で包み板で挟み、重しを載せて3週間ほど乾燥させる。

8・1日素焼きした後イメージスケッチを見ながら赤鉛筆で直接下絵を描いていく。

9・下絵に使う色鉛筆はロウが入ったものが良い。
水を弾くので絵付けに便利。

10・1度塗りをする。
絵の具と釉薬を使いわけソフト感を出し強い色は使わない。

11・二度塗りはムラがでないようにすること。
出来れば3度塗りまでする。


失敗したら

もし絵の具がはみだしてしまったらキリなどを使って削ると簡単に修正することができる。